ヤマハが東京オートサロンに初出展。斬新なEVのプロトモデル7機種、水素エンジン搭載バギー、125ccバイクを展示
「小さなEVを、社会を変える力に」がコンセプト
2023年12月19日、ヤマハ発動機は東京オートサロン2024に初出展すると発表した。小型低速EV汎用プラットフォームを用いたプロトモデル7機種に加え、水素エンジン搭載の四輪バギー「YXZ1000R」と12月8日に発売開始した125ccバイク「XSR125 ABS」も展示される。 【写真】ヤマハの斬新なプロトモデルをすべて見る ヤマハは小型低速EVの汎用プラットフォーム「YAMAHA MOTOR PLATFORM CONCEPT」の開発を協業パートナーと共に進めている。同プラットフォームは、1~2人乗りの低速パーソナルモビリティでの活用を想定して設計され、ヤマハ製の電動モーターをパワーユニットに、バッテリーには「Honda Mobile Power Pack e:」を搭載している。 車体の複数連結や、バッテリーの複数搭載など、目的によって変更可能な自由度の高さが特長で、今回展示されるプロトモデル7機種は全てこのプラットフォームをもとに開発されたものとなる。
プロトモデル一覧
【Concept310】 フィッシングボートを搭載するトレーラーの牽引など、マリンレジャー用途に特化した2人乗り電動ユーティリティモビリティ。オリジナルエアサスペンション、スポーツシート等によるアメリカンカスタムに加え、小型軽量なe-Axle の搭載により高電費を実現。共創パートナー:SKIPPER、(株)TOP 【Concept580】 畑地や不整地など、多様な路面環境での敏捷な移動性と、スマートな使い勝手を提供する2人乗り電動モビリティ。2人乗車を可能としながら、軽量・コンパクトな設計により優れた電費を実現。 【Concept160】 モビリティの枠を超えて、自由な魅力を纏ったミニマムサイズの1人乗りオフロード電動モビリティ。ユニセックスかつ都会的なセンスに加え、自然を愛する気持ちや自由な心を表現したスタイリングが特長。各種機能をもつ発光 LEDストライブを装備する。共創パートナー:Higraph Tokyo 【Concept451】 作業のパートナーにヤマハ発動機らしいエンジョイメントを採り入れ、農地/中山間地での簡単な作業をより軽快で楽しくする、力強さと機動力を併せ持つ1人乗り電動モビリティ。パワフルな動力性能で、農地や不整地での移動や牽引作業も行う。共創パートナー:Final Aim Inc. 【Concept350】 風を切る爽快感が味わえるリゾート向け1人乗り電動モビリティ。スタイリッシュなデザインと卓越した操縦安定性に加え、十分な積載スペースによりリゾート施設内での自由な移動を実現。共創パートナー:リゾートトラスト(株) 【Concept682】 乗る楽しさや所有する喜びを叶えつつ、自分好みのアレンジやカスタムにも応えるホースライド型の4輪駆動電動モビリティ。ヤマハモーターサイクルの系譜を感じさせるカラーリング、カスタムを容易に楽しむことのできるモジュラー構造が特長。共創パートナー:ビブラント(株) 【Concept294】 都市生活における便利でスタイリッシュな移動手段として、幅広い年齢層の新たなライフスタイルにも応える近未来的都市型3輪パーソナル電動モビリティ。北欧風デザインに加え、リーン機能による走行性、IoTの融合による利便性などが特長。共創パートナー:ソニーグループ(株)、二葉工業(株) 二葉家具