マン・レイによる約100年前の短編4本がよみがえる「RETURN TO REASON」予告解禁
芸術家のマン・レイが監督した4本の短編で構成され、ジム・ジャームッシュが音楽を手がけた映画「RETURN TO REASON/リターン・トゥ・リーズン」の予告編と場面写真が解禁された。 【動画】ジム・ジャームッシュの音楽が映像を彩る「RETURN TO REASON」予告編はこちら レイの初監督作「理性への回帰」から100周年を記念して制作された本作。「ひとで」「エマク・バキア」「サイコロ城の秘密」を含む4作品が4Kレストアによって鮮やかによみがえった。 ジャームッシュはカーター・ローガンとの音楽ユニット・Sqürl(スクワール)として、4作品に即興で音楽をつけるライブを展開し、オーディエンスを魅了。その後、オリジナル楽曲を提供した映画「RETURN TO REASON/リターン・トゥ・リーズン」という形でカンヌ国際映画祭などで披露された。 YouTubeで公開された映像は、レイがレンズをのぞく奇妙なショットから始まり、約100年前に制作された4作品の不可思議な映像が映し出される。「私はオブジェよりもアイデアを、アイデアよりも夢を撮りたい。」というレイ本人の言葉も収められた。 「RETURN TO REASON/リターン・トゥ・リーズン」は1月24日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、ユーロスペースほか全国で公開される。配給はロングライドが担当。 ©2023 WOMANRAY/CINENOVO - ALL RIGHTS RESERVED