成績不振を人のせいにしてしまう人が知っておくべき心構え
韓国で50万部の超ロングセラー、韓国で社会現象を巻き起こした『勉強が面白くなる瞬間』。この本を読んで、中高生の98.4%が「勉強をしたくなった」と証言! なぜ、勉強をしなかった人たちが勉強に夢中になるのか。10代~70代の世代を超えて多くの人が共感。そこにノウハウは一切ありません。ただ、この本を読んだ人にはわかることでしょう。いま、再燃している『勉強が面白くなる瞬間』から、その驚くべき内容を紹介する。 親が子が寝ているあいだに、机の上にそっと置く社会現象が起きたほど、親にも子にも衝撃的な話題作となった勉強本。ギフト需要が高まるこの時期に1章ごとのトピックを紹介していく(11章/13章)。(構成/ダイヤモンド社武井康一郎) ● 「どう教えるか」より「どう学ぶか」 「隣の芝生は青く見える」ということわざを聞いたことがありますか? 「自分が持っているものより、他人が持っているものがよく見える」という意味です。 勉強では、学習環境でこのことわざを使う人がいるかもしれませんね。いい学校や塾に行って、いい先生や家庭教師に習って、成績が上がると思っているようではだめです。それでは、成績不振の場合、他責にしてしまうからです。著者は、「どんな授業を受けるか」ではなく、「どう授業を受けるか」が大事だと説きます。 成績不振に陥っているとしたら、それは先生のせいではなく、あなた自身に問題があります。成績が悪ければ、自ら反省して気を引き締めるべきなのに、先生を言い訳にしているだけです。 先生から学ぶことが本当にないのか、自分の態度が悪くないか、じっくり振り返ってみましょう。これは「勉強が面白くなる瞬間」を作るために大事な心構えです。 「どう教えるか」より「どう学ぶか」のほうが100倍重要です。不平不満を並べ立てるより、「自分が何を学ぶか」に気持ちを集中して努力したほうが、有益な結果につながります。 (本原稿は、『勉強が面白くなる瞬間』第11章のダイジェスト版です)
パク・ソンヒョク/吉川 南