パッションフルーツ香るワイン オリオンビールが糸満産果実使って初のワイン開発 19日発売
オリオンビール(豊見城市、村野一社長)は、同社初となるワイン「サザンクロスワイナリー パッションフルーツ」を19日から発売する。同社が糸満市で運営するワイナリーでパッションフルーツやマンゴーを使用したワインやピューレなどの加工商品開発を昨年から進めており、第一弾の商品。 沖縄県産食材にこだわった405店を紹介 「おきなわ食材の店」ガイドブック24年版が登場
これまで培ってきた醸造技術と沖縄素材に関する知識を活用し、やや辛口ですっきりとした味わいの食事に合うワインに仕上げた。 果汁を発酵させた後にパッションフルーツピューレを漬け込む製法「マセラシオン・フリュイ」を採用し、果実の香りを引き出している。 アルコール度数は10.5%で容量は720ミリリットル。県内のスーパーや専門店などで販売される。 7日、那覇市のオリオンビアダイニングで開かれた発表会には糸満市の當銘真栄市長も参加し「特産品を使用したワインの販売は地域の発展につながる」と期待を示した。 オリオンビールの村野社長は「今後もワイン開発に力を入れ、沖縄県産ワインを全国に広げたい」と展望を述べた。 同社公式通販サイトではすでに予約を受け付けており、価格は税込み2970円。販売価格は店舗によって異なる。 (普天間伊織)
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