マイクロブタを置き去り容疑で書類送検 譲り受けた日「電車乗れず」
ペットとして飼われることが多い「マイクロブタ」2匹を路上に捨てたとして、神奈川県警鶴見署は25日、東京都足立区の無職女性（53）を動物愛護法違反（遺棄）の疑いで書類送検し、発表した。 【写真】保護されたマイクロブタの１匹＝神奈川県警提供 署によると、女性は8月28日夜、横浜市鶴見区矢向5丁目の路上で、ペット用カートにいれたブタ2匹を遺棄した疑いがある。女性はカートのファスナーを開けて逃げられるようにしており、2匹が路上を走る姿を複数の通行人が目撃し、署に通報した。 体に埋め込まれたマイクロチップを調べたところ、同日に横浜市内の男性から女性が譲り受けたことが分かった。女性はブタと電車に乗ろうとして駅員に止められた、としている。「無料で譲り受けるサイトで見つけた。寝顔が可愛かった。電車に乗れず、帰れないと思い置き去りにした。反省している」と話しているという。（村上潤治）
朝日新聞社
