今季が初のラ・リーガ出場から一気にバイエルンへ 名門へ向かうサラゴサ「ここで何年もプレイしたい」
リベリのようなウイングになれるか
当初は今夏に合流予定だったのだが、バイエルンはグラナダから獲得していたFWブライアン・サラゴサを今冬に前倒しでチームに加えることを決定した。 ウイングではキングスレイ・コマンが負傷離脱してしまい、サラゴサは手薄になったウイングの補強だ。ラ・リーガでは得意のドリブルが炸裂しており、ここ半年ほどで一気に知名度を上げてきた。 独『Bayern TV』にて、サラゴサもバイエルン行きへの興奮を口にしている。 「バイエルンから電話があったとき、ここに来たいと思った。僕はスピードに自信があり、ドリブルで仕掛けるのが好きだ。ゴール前で脅威になれると思う。バイエルンはビッグクラブだから、ここで何年もプレイしたいと思っている」 主に左サイドから仕掛けることを好むサラゴサが、バイエルンで活躍した元フランス代表FWフランク・リベリのような存在に育ってくれれば言うことなしだろう。 ラ・リーガでのプレイは今季が初めてという経験の浅い選手で、これほど早くビッグクラブ行きが決まるのも珍しいパターンか。それほど評価が高い証でもあり、一気にメガクラブへとステップアップするサラゴサがドイツの地で何を見せてくれるか楽しみだ。
構成/ザ・ワールド編集部