岩井千怜が大会新記録で今季3勝目 姉・明愛とワンツーフィニッシュ
◇国内女子◇樋口久子 三菱電機レディスゴルフトーナメント 最終日(27日)◇武蔵丘GC(埼玉)◇6650yd(パー72)◇曇り時々晴れ(観衆4752人) 【画像】馬場咲希に試練…悔し涙をこらえきれず 地元・埼玉出身の岩井千怜がツアー通算7勝目となる今季3勝目を挙げた。首位から出て6バーディ、2ボギーの「68」で回って、通算16アンダー。大会最多アンダーパー記録(2005年大会の宮里藍、19年大会の鈴木愛)を2打更新し、逃げ切った。 2打差2位に岩井千怜の姉・明愛が入り、2023年「RKB×三井松島レディス」(3人プレーオフで優勝・千怜、2位に明愛と山下美夢有)以来2度目の“ツインズ1、2フィニッシュ”となった。 最終18番で姉にハグで出迎えられた岩井千怜は優勝スピーチで「地元埼玉で優勝することが今年の目標でもあったので、うれしいです。3日間、大勢の友だち、親戚が来てくれて、(ギャラリーが手にしたネーム入りの)たくさんのタオルを掲げてもらって本当に力になりました」と笑顔で感謝の言葉を延べた。 米ツアーメンバー吉田優利は「67」でプレーして、明愛と並ぶ2位。13アンダー4位に岡山絵里がつけた。 残り4試合となる年間ポイントレースは、メルセデスランキング1位の竹田麗央が11アンダー5位、同ランク2位の山下美夢有が6アンダー26位で終わり、ポイント差は475.4ptから約521ptに広がった。 国内プロデビュー2戦目の馬場咲希は通算5アンダー39位だった。 <上位成績> 優勝/-16/岩井千怜 2T/-14/岩井明愛、吉田優利 4/-13/岡山絵里 5T/-11/小林夢果、竹田麗央、仲村果乃 8T/-10/吉本ひかる、葭葉ルミ、川崎春花、小林光希、小祝さくら