佐野海舟を地元紙が称賛!フランクフルト撃破に貢献「インテンシティにおいてけん引する存在に」
相棒が退場も奮闘
マインツのMF佐野海舟はフランクフルト戦でのパフォーマンスが高く評価されている。地元紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』では最高点に近い評価だった。 21日のブンデスリーガ第15節では前節にバイエルンを下した好調マインツと、リーグ上位につけるフランクフルトが対戦。佐野は15試合連続で先発したこのアウェーマッチだが、マインツが16分にフランクフルトGKカウア・サントスのOGで先制すると、21分には佐野と中盤でコンビを組むナディエム・アミリが危険なタックルで一発レッドカードに。それでもMFパウル・ネーベルが27分と58分に追加点をマークし、チームに3点リードをもたらす。75分にフランクフルトDFラスムス・クリステンセンに1点返されるもマインツは数的不利ながら3-1での逃げ切りに成功した。 『アルゲマイネ・ツァイトゥング』はこの試合で2ゴールを決めたネーベルや好セーブを見せたGKロビン・ツェントナー、DFドミニク・コーアの3人のプレーを「1」として絶賛。一方で、DFシュテファン・ベルと並び、佐野のパフォーマンスも「1.5」と高く評価し、後者については次のような寸評を記している。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低) 「コーアと同様、インテンシティにおいてけん引する存在に。疲れ知らずのボール奪取役として輝き、アミリが退場となった後には、より多くの攻撃的な走りでアピールし、状況に応じてギャップを埋めることを試みた。こうしてこの日本人選手はここ数週間の上昇傾向を立証した」 なお、『キッカー』はネーベルやツェントナー、コーアを「1.5」と評価。佐野はそれに次ぐ「2.5」と4位タイの点数となっている。