全国的に気温高い 太平洋側は平年より晴れの日少なく 気象庁1か月予報
気象庁は14日(木)、向こう1か月(11/16~12/15)の天候の見通しを発表した。向こう1か月の気温は、寒気の影響を受ける時期もあるが、期間を通すと寒気の影響を受けにくいため全国的に高い見込み。とくに、西日本は来週にかけて、沖縄・奄美は今後2週間ほどは、気温がかなり高くなりそうだ。
低気圧や寒気の影響を受けにくいため、向こう1か月の降水量は、東日本の日本海側で平年並みか少ない見通し。一方、低気圧や湿った空気の影響を受けやすい時期があるため、沖縄・奄美は多くなりそうだ。向こう1か月の日照時間は、低気圧や湿った空気の影響を受けやすい時期があるため、北・東・西日本の太平洋側で平年並みか少ない見込み。
沖縄・奄美に「高温に関する早期天候情報」
向こう2週間、沖縄・奄美は暖かい空気に覆われやすく、気温が平年よりかなり高い日が多い見込み。このため気象庁は「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物の管理等に注意するよう呼びかけている。
早期天候情報とは
原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。