“映える”のに馴染む!ネクストブレイク色「パープル」の使い方を街角の達人が伝授
むか~しむかし、紫は高貴な色とされていた。聖徳太子が制定した冠位十二階では、最高位の服の色となっていたり。 【写真6点】「冬の新たな定番色!? “映えるのに馴染む”!? のパープル、はじめました」の詳細写真をチェック という前談はさておき、時代は変わって今や令和。実は紫はネクストブレイクカラーとして俄然注目を集めている。それを証明するように、街の男たちはこぞってそれをコーディネイトに取り入れ、フレッシュな見た目を楽しんでいるのだ。
加えていうと、存在感があるにもかかわらず、青や白、黒といったベーシックカラーにすんなり馴染むという利点もある。マンネリ打破の特効薬として、この冬、どっぷり紫とお付き合いしたい! 街で見つけたパープル使いをぜひ参考に。もちろん、高貴な格好ではなく、いつものカジュアルにどうぞ。
① 入門者はまずはここから。“×ブルー”の鉄板コンビ
森 威志さん(44歳) スタートはハッピーオーラ全開の素敵な家族から。パパのコーディネイトは“パープルの達人”と呼びたくなるほど、センス良くキマッている。 グラミチのフリースジャケットは白をベースに、紫をグラフィカルにあしらった。さらに、浅く被ったニットキャップとも色合わせしている。この組み合わせ、理屈抜きですごくイイ! そんな上半身を受け止めるのは、色落ちが魅力のインディゴデニム。紫と同系色だからこそ、ここまですんなり馴染むというわけ。 パープル初心者は「青と合わせる」。まずはここからはじめてみては?
グレゴリーのショルダーバッグも紫×青。さすが、達人。参りました。
② クリーンにまとめたいなら“×ホワイト”が最適解!
土岐典生さん(46歳) ジップをガバッと開けて開放的に。大人気パタゴニアのアノラックの愛用者である。それを引き立てるべく、そのほかをホワイトで統一した。うん、ブルーだけでなく、クリーンな印象のホワイトもこんなに合う! さらにスポーティなアノラックにニットをミックスし、清潔感を増幅。我ら大人にあつらえ向きだ。
首元には細チェーンのシルバーネックレス。こういうさらっとした小物使い、お上手です。
③ シンプルなワンツーを色と小技でセンス良く
島﨑 悠さん(36歳) この姿、コーディネイトとしてすごく洗練されてる! と思ったらフレンドリーブランドの上下で驚いた。こういうモノをおしゃれに着こなす大人は本当に素敵だと思う。 ギャップのプルオーバーに、ジーユーの白デニム。 上の土岐さん同様、パープル×ホワイトで色を整えつつ、ダナーのブーツを合わせたアメカジスタイルだ。 シンプルなワンツー、でも少し大きめのサイズ選びやデニムの切りっぱなし、キャップ&サングラスで自分流にアレンジ。お見事です!
デニムはくるぶし上でカットオフ。粗野な雰囲気の切っぱなしが絶妙で、トレッキングブーツとも相性良し。 ◇ 新鮮なルックスに仕上げつつ、定番色とのマッチングも文句なし。こんな便利な色、ワードローブに取り入れない手はないよね?
OCEANS編集部