天童市で、収穫時期を早めた「超促成栽培」のサクランボが初出荷されました。 天童市荒谷の花輪和雄さんの園地では初夏の味覚サクランボを正月に出荷する「超促成栽培」に取り組んでいます。 鉢に植えた木を6月から10月にかけて4カ月程度、冷蔵庫に入れたあと、温室ハウスに移すことで出荷の時期を半年ほど早めます。 4日は出荷セレモニーに続き、花輪さんら生産者が真っ赤に実った佐藤錦・紅秀峰・やまがた紅王をひとつひとつ丁寧に収獲しました。 12月に入ってから日照時間が少ない時期があったものの、きめ細かな温度管理で品質のよいサクランボが出来上がったということです。 4日収穫されたサクランボは県内をはじめ東京など全国の卸売市場に出荷され、5日に初競りが行われます。