三菱重工浦和FW塩越柚歩「これをきっかけに…」 DF遠藤優、DF高橋はなと一日税務署長に就任
WEリーグ・三菱重工浦和のFW塩越柚歩(27)、DF遠藤優(27)、DF高橋はな(24)が6日、デジタル化推進大使兼一日税務署長に就任した。 さいたま市内でスマートフォンでできる確定申告の体験やホームゲームの日程を告知するタブロイド紙を配布。塩越は「自分たちが、こういう場に立って活動することに凄く意味があると思う。これをきっかけに自分たちを身近に思ってくれる方がPR活動しているから私たちもやってみようとか、そういう広がりにつなげていけたら」と笑顔で話した。遠藤は「地域密着ということで、こういう浦和の地に自分たちが立ってPR活動やチラシ配りとかをできるのは凄くありがたいこと。新しく私たちを見た方たちは行ってみようかなって思ってもらえると思うので、WEリーグの観客を増やすという面でも凄くいい活動だと思う」と語り、高橋も「選手が実際に動くということは、なかなか少ないと思うので、こういう機会はありがたい。街に出てやるのは良い経験になると思う」と話した。 女子日本代表「なでしこジャパン」での経験がある3人。10月の国際親善試合の韓国戦で21年東京五輪以来、約3年ぶりに招集された塩越は「数年ぶりの代表だったが、やっぱりこの場にまた選ばれたいなという気持ちが生まれた。一日一日、自分自身ができることをしっかりやって、チームで活躍して、それが代表につながればいいなと思う」と力強く語った。 遠藤は10月の韓国戦で国際Aマッチデビュー。初招集だったが、「プレースピードだったりプレッシングの速さだったりを肌で感じた。今まで経験していたWEリーグの速さとは違うと感じた。そこの感じたことをWEリーグで自分のプレーとして出すことで、もっとWEリーグも盛り上がるし、さらにWEリーグのレベルも上がっていくと思う。学んだことをピッチで最大限発揮できるようにしたいと思う」と見据えた。 高橋はパリ五輪代表として1次リーグ初戦のスペイン戦で途中出場。ブラジル戦とナイジェリア戦ではフル出場で勝利に貢献した。「一度代表に呼ばれたら代表選手だと見られると思う。チームでやるべきことをやることが結果的に代表につながってくると思う」と力を込めた。