初のワンマンライブ「初撃。」を開催したWHITE SCORPION

　秋元康氏プロデュースの11人組アイドルグループ「WHITE　SCORPION（ホワイトスコーピオン、略称・ホワスピ）」が8日、東京・時事通信ホールで初のワンマンライブ「初撃。」を開催。昼夜2部構成で計600人を動員した。　 　本番前には報道陣向けの公開ゲネプロ後、囲み取材に応じた。ライブのタイトル「初撃。」を命名したメンバーのNATSU（ナツ＝20）は「皆さんの記憶に衝撃を与えるようなワンマンライブにしたい。私たちのオリジナルの一歩となるように、命名させていただきました」と明かした。 　約1万人の応募者を集めたオーディション「IDOL　3．0　PROJECT」を経て、昨年10月7日に結成された同グループ。昨年12月7日に1stデジタルシングル「眼差しSniper」でデビュー後、5か月連続でデジタルシングルを発売。今月11日には初のCD作品となる初のミニアルバム「Caution」を発売する。 　センターのHANNA（ハンナ＝15）は、デビュー後から成長した部分について「パフォーマンスをする時に心からすごい楽しめてるし、メンバーからも伝わる」と告白。「次は皆さんにもそのパワーが伝わるように頑張りたい」と決意した。 　また、MOMO（モモ＝18）がグループを引っ張ってきた最年長のALLY（24）に対して「メンバーをまとめてくれて、本当に頼りになるお姉さん」と感謝すると、ALLYは「最初の頃は自分で大丈夫かな？と思ったんですけど、みんなの支えもあって成長できたかもしれない。でも、みんなが協力してまとまってくれてるからだと思うので、みんなにも感謝したいです」と伝えた。 　初のワンマンライブを迎えた心境を聞かれると、CHOCO（チョコ＝17）は「まずはワンマンライブを開催させていただけることにすごく感謝です」と口にしつつも「まだ私たちの実力が足りてないところもあって、大きいキャパとは言えない箱になってしまった」と悔しさもチラリ。それでも「皆さんを幸せを返したいし、私たちが笑顔にできるようなパフォーマンスを届けたい」と力を込めた。 　グループの魅力を聞かれたALLYは「ダンスが揃っていて、カッコいいパフォーマンスが一番の魅力」とアピール。また、リアルな場での活動のほか、メタバース空間やNFTなどのWeb3．0技術を駆使した新しい活動領域もプラスした「従来のアイドル像に捉われず、リアルとバーチャルを行き来する新アイドル」をコンセプトとした同グループ。ALLYは「海外に出ていきたい思いがあるので、世界に視野を広げたパフォーマンスというのをもっともっとこれから磨いていきたい」と誓った。 　また、第2部では、12月7日のデビュー日に「1周年記念ワンマンライブ（仮称）」を東京・竹芝ニューピアホールで開催することを発表した。