日本が華やかな時代に誕生!トヨタ「二代目カローラ(KE20型)」とは
助手席だけがとても寒そう、なんて笑ってしまいそうですが、それでも暑いよりははるかに快適だったのでしょう。 というように、大衆車のカローラなのに豪華装備が盛りたくさんなのです。高度経済の成長をアゲンストに、トヨタ自動車も利益を拡大、潤沢な開発費が投じられたのであろうと想像できますし、実質経済成長率が年平均で10%前後という豊富な購買意欲がカーロらを成長させたのです。バブル経済と並び、高度成長期がどれほど華やかだったのかを、1973年式のカローラ・ハイデラックスが教えてくれるような気がします。 ◾️トヨタ「二代目カローラ・ハイデラックス)」主要諸元 <エンジン> 形式:K 種類:水冷直列4気筒頭上弁式 総排気量(cc):1166 圧縮比:10.0 最高出力(ps/r.p.m):73/6000 最大トルク(lg-m//r.p.m):9.6/4200 燃料タンク容量(リットル):45 <寸法・定員> 全長(mm):3945 全幅(mm):1505 全高(mm):1375 ホイールベース(mm):2335 車両重量(kg):730 最低地上高(mm):160 乗車定員(名):5 ※ ※ ※ 1970年に発売されたヤマハ初の4ストロークエンジンを搭載した「XS-1」は、「ペケエス」の愛称で呼ばれた。
「XS-1」は、「軽量・スリム・コンパクトな大排気量スポーツモデル」という開発テーマを与えられ、細身のダブルクレードルフレームにスリムなOHC・バーチカルツインエンジンを搭載することで、多くのファンを獲得した。
木下隆之