【有馬記念】「AI展開予想」はアーバンシックが優勝 ベラジオオペラが馬群を引っ張る展開
AIとデータ解析で注目の競馬予想サイト、SPAIA競馬(株式会社グラッドキューブ)が、開発中の新機能「AI展開予想」で、有馬記念の勝ち馬を導き出した。果たして栄冠はどの馬に…。 ファン投票1位ドウデュースが直前で出走取消となった。現役最強のまくりを警戒する必要がなくなり、展開予想のやり直しに頭を悩ませている方も多いことだろう。そこでSPAIA競馬が新機能「AI展開予想」を使って有馬記念を予想してみた。 今回、逃げ馬が不在だが、AIの見立てではベラジオオペラが好スタートを決めて、馬群を引っ張る展開。ペースはスローとなる。その外の2番手にスターズオンアース、さらに外からスタニングローズや大外⑯番のシャフリヤールがポジションを取りにいく。ダノンデサイルは日本ダービーと同様に先行勢を見ながら最内に収まり、アーバンシックはさらにそれを後ろから見る形。プログノーシスやジャスティンパレスは後方から。先頭から最後尾までひと固まりで1コーナーから2コーナーへ。 そのままの隊列で向こう正面を過ぎる。2周目の3コーナー付近からジャスティンパレスが外を通って前へ進出。各馬の動きが激しくなり、内から押し上げたアーバンシックが最終コーナーから直線入り口で先頭に並びかける。それを追う格好で、ダノンデサイルも馬群を抜け出すと、ゴール前は2頭によるマッチレースの様相に。 最後は先に抜け出した菊花賞馬が、日本ダービー馬の追い上げを振り切ってGⅠ2連勝を決めた。2頭から少し離れた3着争いは逃げたベラジオオペラが粘り込み、後方から伸びたプログノーシスとジャスティンパレスは掲示板まで。3歳馬のワンツー決着で、世代交代を印象付ける結果となった。