“エキニシ”大規模火災から3年 自治会が消防訓練 「協力して火災予防・初期消火・避難誘導」広島市南区
広島ニュースTSS
JR広島駅・西側の「エキニシ」と呼ばれるエリアで発生した火災から3年が経ちました。 被災した飲食店の店主などが火災に対する意識を高めようと14日、消防訓練を行いました。 広島市南区大須賀町の飲食店が密集するエリア通称・エキニシでは、3年前、27棟もの建物が燃える火事が発生し、2人がけがをしました。 この火災を受け、消防署と自治会が連携して、毎年消防訓練を行っています。 <訓練> 「火事だー!」 今年の訓練には飲食店の店主や住民など37人が参加。 鉄板焼き屋から出火したという想定で、周辺に避難を呼びかけたり、消火器での初期消火などを行い、訓練を行っていました。 【駅西商業センター自治会・田中伸弥 会長】 「通報・消火・近隣の呼びかけまでのこの流れというのが、慌てずできるようになればいいなと思います」 【広島市南消防署・近重達夫 予防課長】 「一人では何もできませんので、皆さんで協力して火災予防・火災が起きてしまえば初期消火・避難誘導というところをやっていただきたい」
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