北照・高橋幸佑投手が甲子園切符&高校“侍”狙う…Uー18日本代表候補強化合宿
U―18日本代表候補の北照・高橋幸佑投手(3年)が6日、奈良県内で3日間行われた強化合宿を終えた。北海道の高校生でただ一人参加し「全国的に見て、今の立ち位置が分かった。左投手は全員、けん制時の首の使い方がうまい。自チームに帰って、みんなに伝えたい」と、多くの収穫を得た。 5日の紅白戦では自己最速を2キロ更新する146キロをマーク。「直球は誰にも負けていない」と、自信をつかんだ。この日は坂道ダッシュなど走り込み中心のメニューをこなし、小倉全由(まさよし)監督(66)から「いい球を投げる」と、目に留まった選手として名前が挙がった。 今夏に台湾でアジア選手権が開催される。「チームとしては甲子園に出場して、上林(弘樹)先生に勝利をプレゼントする。選ばれたからには“侍”になりたい」と、一日でも長く高校野球を続ける意気込みを示した。(伊井 亮一)
報知新聞社