「ちょっと自分勝手になったほうがいい」飯島直子さん、頑張りすぎる同世代にエール
関節の変形による痛みが生じる「ヘバーデン結節(けっせつ)」の症状も出てきたが、前向きに受け止める。
「右手の小指が、同じヘバーデン結節を患っていた母の指に似ているんです。痛くてテーピングをするときもありますが、曲がっている指を見て、母のようだと思うと、ちょっとだけうれしい」
■今が絶好の時機
山あり谷ありで50代を迎えて思うのは、「今が『自分ファースト』で生きる絶好のタイミングだということ」。同年代の女性たちに向け、こうエールを送る。
「母親の責任、妻の任務、仕事をしたり、たくさん家事をしていたり。その上、更年期などで体調がどんどん悪くなる。とにかく自分を一番大事にして、手を抜いてください、と伝えたいです。わたしには両親、子供もいないから、結構、手抜きで生きています」(竹中文)
プロフィル
いいじま・なおこ 俳優。昭和43年生まれ、神奈川県出身。63年、モデルとして芸能界デビュー。缶コーヒーのテレビCM出演で話題を呼び、以降、ドラマや映画、バラエティー番組などでも活躍している。