「孫に贈りたくなる!」で異色ヒット、話題のビジネス書『13歳からの生き方の教科書』の“スゴすぎる中身”…!
「読んでいると、心が熱くなる!」「子供や孫にも贈りたくなる」――。ビジネス書としては異例のそんな評判で、いま大ヒットしているビジネス書が『毎週1話、読めば心がシャキッとする13歳からの生き方の教科書』だ。 【写真】異例ヒット「極厚ビジネス書」の“スゴすぎる中身”…! 経営者、医師、教育者、プロスポーツ選手、タレント……など、さまざまな職業人による"貴重な秘話"がいくつも収録されていて、そのひとつひとつが心に刺さるとして話題になっている。 「君たちはどう生きるか」――読んでいるとそんな問いかけを受けているような気持にもなる本書の“中身”を、今回、担当編集者が明かしてくれた。 今年4月、『毎週1話、読めば心がシャキッとする13歳からの生き方の教科書』(藤尾秀昭・監修/致知出版社刊)という書籍を刊行した。 シリーズで39万部を超えるベストセラーとなった『1日1話、読めば心が熱くなる365人の仕事の教科書』と『1日1話、読めば心が熱くなる365人の生き方の教科書』をぜひ中高生向けに編集してほしい、という読者からの要望を受け、出版したものだ。 本書には、経営者、医師、助産師、教育者、プロゴルファー、タレント……など、さまざまな職業人による、心の琴線に触れる話が収録されているが、本稿ではその中でも印象深い2篇を紹介したい。 1人目は、アビリティトレーニング社長・木下晴弘氏の話。タイトルは「S君の生き方から教わったこと」。
母親から聞かされた真実
「生活態度を改めるよう注意を促してほしいと訴えかける私に、母親は呟くように話を始めました。 『あの子は小学校の頃から、この塾に通ってK学院に進学するのがずっと夢だったんです。でも先生、大変申し訳ないのですが、うちにはお金がありません……』 S君が早くに父親を亡くし、母親が女手一つで彼を育て上げてきたことを知ったのはこの時でした。塾に通いたいというS君をなだめ続け、生活を切り詰めながらなんとか中学3年の中途で入塾させることができたというのです。 私はしばらく頭を上げることができませんでした。S君に申し訳なかったという悔恨の念がこみ上げてきました。そして超難関のK学院合格に向けて一緒に頑張ることを自分に誓ったのです。 K学院を目指して早くから通塾していた生徒たちの中でS君の成績はビリに近い状態でしたが、この塾で勉強するのが夢だったというだけあって勉強ぶりには目を見張るものがありました。 1冊しかない参考書がボロボロになるまで勉強し、私もまた、他の生徒に気を使いながら、こっそり彼を呼んで夜遅くまで個別指導にあたりました。すると約2か月で700人中ベストテンに入るまでになったのです。まさに信じがたい伸びでした」
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