「アピールするとこ無いんか」小泉進次郎氏、公開討論会でトルドー首相と “同い年で就任” 自慢…「高校生みたい」冷めた声続出
9月14日、自民党総裁選をめぐり、日本記者クラブの主催で開催された候補者9名による公開討論会。その模様はワイドショーなどでも取り上げられたが、そこで、小泉進次郎元環境相が放った発言が、X上で話題となっている。 【写真】2017年、地元静岡市の農協のパーティで、盆踊りを踊る上川大臣 「討論会では、候補者の誰かが1名を指名して質問する候補者同士による質疑応答があったのですが、上川陽子外相は『小泉先生にお願いいたします』と、小泉進次郎元環境相を指名。 2025年にカナダのカナナスキスでG7サミットが開催されることを説明すると、小泉氏に対し、『総理として、首脳会議におきまして、どのような発信をなさるのでしょうか?』と質問しました」(政治担当記者) 小泉氏はこの質問に対し、「カナダの首相は、トルドー首相です。トルドー首相は、就任した年は43歳です。私はいま43歳です。この “43歳総理就任” というトップ同士が胸襟を開き、新たな未来志向の外交を切り開いていく」と発言。さらに、 「外交の時代というのは、最後はトップ外交だと思います。この総裁戦で戦っているメンバーのみなさんで、外務大臣経験者は何人かおられます。 しかし、首脳外交をやった方はいません。同じステージに立っていると思って、来年のカナダのサミット、“総理就任同い年” のトルドー首相とともに、G7の連携がさらに深まる、そんなサミットにしていくことをお約束します」 と重ねて “同い年で首相” であることを強調したのだ。 「小泉氏の回答にコメントを求められた上川氏は、原爆被爆国として平和のメッセージの発信や女性の目線を入れてほしいなどとコメント。 一方、小泉氏が強調した “同い年で総理” という点はいっさい触れることはありませんでした。小泉氏にとっては “若さアピール” として大切な点だったのでしょうが、上川氏は無視したかたちです。 このやりとりは、9月16日放送の『ひるおび』(TBS系)でも紹介されましたが、コメンテーターの長田麻衣氏は、『高校生みたいだな』と率直な感想を披露。『同い年だから、なんなんだろう』と呆れた様子でしたね」(同) 長田氏と同じように感じた人は多かったようで、小泉氏の発言に対して、X上では、 《同世代とかしかアピールするとこ無いんかい》 《同じ年齢でも、ずいぶん出来が違うね!って話すのかな?》 《よくわからないフワフワしたワードで返す、小泉進次郎》 など、批判的な声が殺到。小泉構文などとさんざん揶揄されてきた独特の言い回しが、またしても突っ込まれる事態となっている。 「小泉氏のハキハキと力強く答える感じは堂々とした印象を与えますが、『G7サミットでどのような発信をするのか?』という上川氏の質問自体には、具体的に何も答えていません。小泉氏っぽいといえば小泉氏っぽいのですが、今後も発言の機会が増えれば、中身のなさが指摘されるでしょうね」(同) “セクシーさ” だけじゃ総理は務まらない。