『二宮金次郎像』が競売に…「55万円」で落札 落札者は金次郎の考えに感銘受けた会社経営者 全国から25件の入札
【福田 勊さん】「金次郎の教えの中に『誠実』という言葉があって、営業マンが『こいつなら契約してもいい』と、信頼を得るためには『誠実』しかないと」 最低価格は1万円でしたが、果たして、落札価格はいくらだったのでしょうか? 【福田 勊さん】「最初は30万円くらいで出す予定で封筒に入れて封していたんです。ちょっとこれでは無理かなと思って、(入札日の)午前中で変えました。私、551のシュウマイが好きなので、『55』」 なんと、55万1380円で落札したそうです。 そして、6月24日。契約のために三木市役所を訪れた福田さん。 【福田 勊さん】「2番手の入札金額、教えてくれへんの?」 福田さんの入札額は55万1380円でしたが、それに次ぐ2番手の入札額は51万6000円だったということです。これを知った福田さんは…。 【福田 勊さん】「あ~ギリギリやな…。良かった」 「もともと、顔の表情が好きだった。『報徳』の気持ちが表現されている、非常に素直な少年の顔です」 60年以上、小学校の校庭で子どもたちの成長を見守ってきた二宮金次郎像。きれいに磨いてからお披露目するそうです。 (関西テレビ「newsランナー」2024年6月24日放送)