65歳以上の人口が20%超え…韓国も「超高齢社会」に
韓国で65歳以上の高齢者の割合が、住民登録人口の20%を初めて上回った。韓国は国連の基準にもとづく「超高齢社会」へと本格的に突入した。 行政安全部は、今月23日現在で65歳以上の住民登録人口が1024万4550人となり、住民登録人口全体の20%となったことを24日に発表した。65歳以上の人口の割合が20%を超えたのは、2008年の統計開始以来初めて。2008年に10%だった65歳以上の人口の割合がわずか16年で2倍となるに伴い、韓国は急速に「超高齢社会」となった。 国連の基準では、人口に占める65歳以上の高齢者の割合が7%以上なら高齢化社会、14%以上なら高齢社会、20%以上なら超高齢社会と区分する。 65歳以上の住民登録人口の割合を男女別に見ると、男性は17.83%(454万6287人)、女性は22.15%(569万8263人)で、女性が男性より4.32ポイント高かった。 65歳以上の住民登録人口のうち、首都圏に登録されている人口は461万581人、非首都圏は563万3969人で、非首都圏が首都圏より102万人ほど多かった。65歳以上の高齢者の割合は、首都圏が同地の住民登録人口の17.70%、非首都圏が22.38%。 市・道別に見ると、65歳以上の住民登録人口の割合が最も高いのは全羅南道(27.18%)。続いて高い順に慶尚北道(26%)、江原道(25.33%)、全羅北道(25.23%)、釜山(23.87%)、忠清南道(22.23%)、忠清北道(21.92%)、慶尚南道(21.79%)、大邱(20.84%)、ソウル(19.41%)。最も低いのは世宗(セジョン)で11.57%だった。 チャン・スギョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )