中朝国境の橋で補修作業か 友好年、開通時期に注目
【丹東共同】中国と北朝鮮の国境の鴨緑江に架かる「中朝鴨緑江大橋」で15日までに、橋の補修作業を進めているとみられる労働者の姿が確認された。同橋は2014年に本体工事が完了したが、その後も開通の見通しが立っていない。今年は中朝の国交樹立75周年となる「友好の年」で、開通時期への注目が高まっている。 中朝鴨緑江大橋は、中国東北部の遼寧省丹東と北朝鮮北西部新義州間で貨物が往来する「中朝友誼橋」の約12キロ下流にある。中朝国境沿いの中国側では、北朝鮮側を念頭に置いた「金品の交換」や写真撮影を禁止する新しい看板が各地で設置されていた。