阪神・淡路大震災の教訓をウクライナ支援に…兵庫県知事に提言書 “医療機関でウクライナからの研修者を受け入れる体制作り”など指摘
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ウクライナ支援のために阪神・淡路大震災の教訓を生かした提言書が提出されました。 6月24日、兵庫県の斎藤元彦知事に手渡されたのは、ウクライナ支援の提言書です。兵庫県は阪神・淡路大震災から復興した教訓をウクライナ支援に生かそうと、去年4月、有識者会議を設置して検討を重ねてきました。 提言書では義手や義足を装着している人のリハビリや、こころのケアを担う専門人材を育成するため、県内の医療機関でウクライナから研修者を受け入れる体制作りを早期に行うべきなどと指摘しています。 (ウクライナ支援検討会 岡部芳彦座長)「神戸は1945年に大きな空襲を受けている。戦災・震災を経験したこの地から支援を打ち出せるというメッセージ性にもすごく意義がある」 提言を受けて兵庫県の医療機関には早ければ9月にウクライナから視察団が訪問するということです。
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