「スター・ウォーズ」の伝説的パロディ映画『スペースボール』の続編企画が進行中 1作目を生んだメル・ブルックスがプロデュース
「スター・ウォーズ」の伝説的パロディ映画『スペースボール』の続編企画が進行中 1作目を生んだメル・ブルックスがプロデュース
「スター・ウォーズ」の伝説的なパロディ映画『スペースボール』の続編企画がAmazon MGMスタジオで進行中だ。同作の生みの親であるメル・ブルックスと、俳優のジョシュ・ギャッドが製作を手がけるという。The InSneiderが第一報を伝え、のちにThe Hollywood Reporterなど複数メディアが報じている。 報道によると、「アナと雪の女王」シリーズのオラフ役や、実写リメイク版『美女と野獣』のル・フウ役で知られるジョシュ・ギャッドが続編の主演を務める予定で、メル・ブルックスとともにプロデューサーも兼任するという。脚本は、ギャッドとベンジー・サミット、ダン・ヘルナンデスが共同で手がけ、『スラムドッグス』や『Becoming Bond(原題)』のジョシュ・グリーンバウムが監督を務める予定だ。現時点でストーリーの詳細は明かされていない。 ベンジー・サミットとダン・ヘルナンデスは『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』や『名探偵ピカチュウ』などの脚本に携わったことで知られているが、数週間前からギャットと仕事をしていることが伝えられていた。2024年6月8日に更新されたInstagramの投稿で、ギャッドは新しいプロジェクトに取り組んでいることを報告し、すでに多くの人が『スペースボール』の続編ではないかと予想していた。 「今までに手がけたなかで一番おもしろくて最高だと思える映画の脚本を提出したところだ。超ワクワクしてる」とギャッドは投稿の中で語っている。「ダン・ヘルナンデスとベンジー・サミットと一緒に仕事をするのは、地球やほかの惑星の天国みたいだった。2人のことが大好きだ!」 一方、現在97歳のメル・ブルックスは、主に1970年代~90年代にかけて数多くのコメディ映画を世に送り出し、パロディ映画の手法を切り拓いたレジェンドだ。彼の作品には、『ヤング・フランケンシュタイン』や『メル・ブルックス/新サイコ』、『プロデューサーズ』などがある。1987年に製作された『スペースボール』にはジョン・キャンディ、リック・モラニス、ビル・プルマン、ダフネ・ズニーガ、そしてブルックス自身も出演しており、公開以来、数十年にわたって愛され続けている。 『スペースボール』続編の公開日は不明だが、宇宙を舞台にした、パロディのネタ元となる映画がこの数十年で数多く作られてきたことを考えれば、作品の方向性は未知数といえるだろう。
Michael Cripe