現職の南出賢一氏が「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏を破る…大阪・泉大津市長選、「市民サービス守り向上させる」
大阪府泉大津市長選は15日、投開票され、現職の南出賢一氏(44)(無所属)が、新人で政治団体「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志氏(57)を退け、3選を果たした。当日有権者数は6万239人。投票率は44・07%で前回(37・80%)を上回った。
選挙戦では、地域活性化や市民サービスの拡充などが争点となった。南出氏は市立病院の官民連携による再編や、学校給食の改革、高齢者の健康づくりなど2期8年の実績をアピールし、「財政体質を強化しながら市民サービスを守り、向上させていく」などと訴えた。
南出氏の事務所に当選確実との一報が届くと、支持者らから大きな拍手が起こった。南出氏は「引き続き暮らしの中に一つでも多くの笑顔を作るために、全力で市政にまい進する」と決意を述べた。
南出氏は関西学院大卒。市議を経て、2016年12月の市長選で初当選した。
立花氏は、連日SNSや動画配信を駆使して、自身の主張を展開したが及ばなかった。
泉大津市長選開票結果 候2
当 21,700 南出 賢一44無現〈3〉 4,439 立花 孝志57諸新 (選管確定)