「他人になめられない」「あがり症を直したい」 人付き合いや仕事に悩む人にイチオシの本を一挙紹介
<本の要約サービスflierが新刊の中から話題の本をピックアップし、それぞれのおすすめポイントを「本の作り手」が紹介>
毎月びっくりするほどの数の新刊が発売されていて、「どの本を選んだらいいかわからない......」と感じたことはありませんか? 「もうひと推しあったら買うかも」と思うような、本屋さんでよく見かける本もあるはず。1日1要約を提供しているフライヤーでも、残念ながらすべての新刊を紹介しきれません......。そこで、そんなラインナップのなかから、書店やネットなどで話題となっている本をピックアップして、「推しポイント」をまとめてみました! きっと「あなた好みの1冊」が見つかるはずです。 ※この記事は、本の要約サービス「flier(フライヤー)」からの転載です。 ●日本だけ給料が上がらない謎…その原因をはっきり示す4つのグラフ 『【図解】コレ1枚でわかる最新ITトレンド』 著者:斎藤昌義 出版社:技術評論社 「『デジタル化』と『DX』はどう違う?」「生成AIはこれからどう進化する?」「情報セキュリティで気を付けるべきことは?」といった問いに答えることはできますか? いまビジネスの文脈で、ITの話題を聞かない日はありません。しかし厄介なのは、ITはとにかくわかりにくく、きちんと前提を押さえないと、とんだ見当違いをしてしまうこと。「怖い/難しい/わからない」からついITを敬遠してしまう......そんな方はぜひ、本書を手に取ってください。 「そもそもデジタルって何?」などの基本から、「生成AI」などの先端技術までを取り上げ、全181枚の図版を交え平易に解説。「ITをあなたのビジネスの武器にする」そのための1冊です! (編集 村瀬光) 『会話の達人が大切にしていること』 著者:津田紘彰 出版社:フォレスト出版 話し方や会話に関連する書籍は、ビジネス書での定番ジャンルであり、レッドオーシャンでもあります。それだけ話し方や会話に悩んでいる人が多いとも言えます。関連書籍が多数ある中、この本が出版された理由。それは、「会話の達人」と呼ばれるような話し方のスペシャリストが大切にしていることは、特別なことでも、高いスキルが求められるものではなく、誰もができることなのに、多くの人がやらないことだったからです。 会話事例も多数掲載。口ベタでもあがり症でも全く問題なし。無理なく、相手との会話が弾むようになる1冊です。 (フォレスト出版 出版局編集部 森上功太) 『君はリンゴで世界を驚かせるだろう 現代アートの巨匠たちに学ぶビジネスの黄金法則』 著者:ARISA 出版社:飛鳥新社 サルバドール・ダリの生まれ変わりを名乗る謎の男ダレが、魔法のガラケーで次々と現代アートのスターたちを呼び出し、仕事に悩むサラリーマンに成功の秘密を教えていく......かなりぶっとんだビジネス小説です! 名言マニアの私ですが、本書に出てくる名言がとにかくいいのでひとつだけ挙げておきます。「自分について何か書かれたとしても、その内容は気にしちゃいけない。大事なのはどのくらいのスペースが割かれているかしかないのよ」(by アンディ・ウォーホル) ほかにもセザンヌ、ピカソ、バンクシーなど、著名アーティストによる仕事に役立つ考え方が満載です! (株式会社飛鳥新社 書籍編集部 矢島和郎) 『社会に良いことをする ユニクロ柳井正に学ぶサステナビリティ』 著者:北沢みさ 出版社:プレジデント社 いまユニクロでは一部の店舗で「花」を売ってます。 でも、なぜユニクロで「花」なのか? それは柳井正社長が山口県小郡で「メンズショップ小郡」という小さな店をつくったとき 最初に書いた「こんな会社にしたい」というメモにあった「社会に良いことをする」という言葉に、その理由があります。 本書はユニクロが創業当時から力を入れている「サスティナビリテイ活動」について書かれた初めての本です。 いまビジネスパーソンが知っておきたい「サスティナビリティ」という言葉の「本当の意味」を体感できる内容です。 サスティナビリティって実はビジネスそのものだったのです。 (プレジデント社 書籍編集部 桂木栄一) 『帝国データバンクの経済に強くなる「数字」の読み方』 著者:帝国データバンク情報統括部 出版社:三笠書房 記録的な円安、株価の最高値、毎月上がるモノの値段、街中にあふれる外国人観光客......経済の潮目が明らかに変わってきました。長年にわたり、さまざまなデータを蓄積してきた帝国データバンク情報統括部が、そんな「いま」と「これから」の経済の姿を読み取る方法を「高校生でもわかるように」というコンセプトで書いた本。 ニュースの数字から、みんなの貯金額、老後のお金、幸福度の測り方など、読むだけで「数字に強い人」になっていきます。 先をにらんだ仕事で成果を上げたい人に、自分の発言に説得力がほしい人に、誤った投資判断をしないために、そして、激変する経済のしくみをつかみたい人にピッタリです! (三笠書房編集本部 編集担当者)