最初にデータを取り込むときは、#REF!というエラーが出ます。エラーをクリックしてアクセスを許可を選択し、元のファイルへのアクセスを許可してください。 以上の手順が終わると、インポートしたデータがすぐ表示されるはずです。ただしデータが多いと、数秒かかることもあります。 式を入力したあとに#ERROR!が表示される場合は、構文を確認して修正してください。

IMPORTRANGE機能の制約

GoogleスプレッドシートのIMPORTRANGEは、異なるファイル間でデータをインポートするのに便利ですが、いくつか制約があるので覚えておきましょう。 まず、データをインポートして常に最新の状態にしておくためには、インターネットに接続している必要があります。データを更新する頻度は、インポートしたデータの大きさやネットワーク接続の安定性によって変わってきます。 次に、元のシートの書式はインポートされませんので、インポート先のシートで、書式を手作業で設定しなければなりません。 また、この機能ではデータを動的にインポートしますので、複数のソースから大きなデータセットを取り込むと、スプレッドシートの動きが遅くなり、エラーを起こす可能性があります。 最後に、元のファイルの名前が変更されたり、参照したセルが移動されたりしたら、それに合わせてIMPORTRANGEの式を更新しなければなりません。 いくつかの制約はあるものの、別のスプレッドシートのファイルからデータを取り込むには、何と言っても使い方が簡単なIMPORTRANGEを使うのがいちばんです。 今日のワークハック記事をもっと読む 連載「今日のワークハック」では、仕事が速く効率的にこなせる！ツール・アプリ・OSのショートカットや使い方、アイデアをお届けします。 Original Article: The Easiest Way to Import Data from Another Google Sheets File by MakeUseOf