提供元：九州朝日放送

佐賀県で９年前に起きた強姦致傷事件で、警察は佐賀市に住む会社員の男を逮捕しました。 佐賀県警によりますと２０１５年９月１３日夜、佐賀県内にあるアパートの一室で一人暮らしをする２０代の女性が帰宅した直後に、うしろから面識のない男に襲われる事件がありました。 男は女性の顔を殴りつけるなどしてけがをさせたうえ、みだらな行為をしようとしましたが、女性の抵抗にあいそのまま逃走していました。 事件から９年が経過していましたが、佐賀県警は鑑定や鑑識などの新技術で再捜査した結果、容疑が固まったとして、住居侵入と強姦致傷の疑いで佐賀市に住む会社員の牟田竜真容疑者（３５）を１８日に逮捕しました。 事件当時、２６歳だった牟田容疑者は警察の取り調べに対し「事件を起こしたことは間違いない」と認める一方で、顔面への暴行行為は否認しているということです。 佐賀県警は、余罪もあるとみて捜査するとしています。