青森・野辺地町の町議会 初の百条委員会設置 2社が「最低制限価格」と同額で入札
青森朝日放送
青森県野辺地町が発注した工事を巡り、2社の入札額が最低制限価格と同額となっていました。これを受けて町議会は、地方自治法第100条に基づく調査特別委員会、いわゆる百条委員会の設置を決めました。 野辺地町によりますと、町が発注した町道の舗装改修工事で、6月、あらかじめ町が設定していた「最低制限価格」と同額で落札されました。 この「最低制限価格」は、入札する企業には告知されていませんが、全くの同額で入札金額を提示した企業が2社ありました。 これに伴い、6日の議会定例会で、談合の事実の有無を調査する百条委員会の設置が賛成多数で可決されました。 百条委員会は議員6人で構成され、今後の日程については近日中に決定するとしています。 野辺地町に百条委員会が設置されるのは、今回が初めてです。