最後の契約となる可能性も? ゲレーロJr.、ブ軍と年俸45億円で合意と米報道 調停回避も契約延長交渉がまとまらなければFAを示唆
トロント・ブルージェイズとブラディミール・ゲレーロJr.は、年棒調停を回避するため、2,850万ドル(約45億円)の年俸で合意したと、現地9日、米移籍専門メディア『MLB Trade Rumors』が報じた。これは、ゲレーロJr.がチームとの契約最終年を迎える前に、両者が長期契約について話し合うことを妨げるものではない。 【画像】BBWAA主催晩さん会に登場!ファンが歓喜したタキシードを着用した大谷翔平を特集! ゲレーロJr.とブルージェイズは2023年のオフに調停を行い、チームの提案額である1,805万ドル(約28億円)ではなく、1,990万ドル(約31億円)の年俸を確保した。しかし、今回は、調停を経ずに合意した。ゲレーロJr.は、今年が選手会と球団の間に設けられた年俸調停システムを利用できる最後の年だったが、860万ドル(約13億円)の昇給に同意した。 最も注目すべきは、これがゲレーロJr.にとってブルージェイズとの最後の契約になるかどうかだ。ゲレーロJr.は、ブルージェイズから3億4,000万ドル(約537億円)台の延長契約オファーを受けたが、それは自身の要求額を大きく下回ると主張した。ゲレーロJr.は、春季トレーニング開始まで交渉を続け、それまでに契約がまとまらなければ、2025年オフシーズンにフリーエージェントになる可能性を示唆した。 ブルージェイズとゲレーロJr.は、今季の年俸については合意したが、長期契約の交渉は今後も続くだろう。今後の動向に注目したい。 構成●THE DIGEST編集部
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