元日本代表が衝撃「ドリブル一級品」…突如現れた22歳SB、J1ステップアップで「もっと化ける」【見解】
太田氏絶賛の新保は、山口からJ1復帰の横浜FCへ移籍
そしてJ2から唯一名前が挙がったのが、今季レノファ山口でプレーした22歳DF新保海鈴だ。父は元日本代表MF田中隼磨氏。柏レイソルU-15、セレッソ大阪U-18を経験し、2020年にC大阪のトップチームに2種登録された。21年より山口へ完全移籍し、レンタルでテゲバジャーロ宮崎、いわてグルージャ盛岡へ渡りプレー経験を積んだ。 2024年シーズンは山口に戻ったなか、J2リーグ37試合1得点をマーク。22歳の左SBについて「左利きでボールの持ち方とかもやっぱり少し人と違います。ビルドアップのうまさ、仕掛けるドリブルのセンス、技術の高さ、フィニッシュまで持っていく強引さも兼ね備えています」と太田氏ならではの視点も踏まえ、能力を称えている。 「三都主アレサンドロみたいな……。左足のキックモーションとフェイント、キレのあるドリブルは一級品ですね」 また太田氏は「謙虚で礼儀正しくて。挨拶もしっかりできるめちゃくちゃナイスガイなんです」と、人柄の部分でも新保に夢中。12月16日にはJ1昇格を決めた横浜FCへ完全移籍が決まっている。本人も初のJ1へ。これから「もっと化ける」と、太田氏も太鼓判を押した新保から目が離せない。
FOOTBALL ZONE編集部・金子拳也 / Kenya Kaneko