筒香嘉智「ベイスターズのために必死で頑張るだけです」 復帰したDeNAをどんな位置に導くのか
2020年からのMLB挑戦を経て、古巣の横浜DeNAベイスターズに5年ぶりに復帰した筒香嘉智選手の入団会見が、18日夜、ベイスターズの本拠地横浜スタジアムで、ファンを無料招待した一般公開の形で行われた。雨が降る中、約1万人の熱狂的なファンが詰めかけたこの会見について、現地取材したニッポン放送・大泉健斗アナウンサーがレポートする。 【写真全7枚】古巣の横浜DeNAベイスターズに5年ぶりに復帰した筒香嘉智選手
午後4時過ぎから、この筒香選手の会見を見ようと多くのファンの方が入場ゲートの前に長い列を作っていました。午後5時前から雨が降り始めまして、会見は強い雨の中で行われました。 会見が行われた場所は横浜スタジアムのグラウンド内でした。ホームベースとピッチャーズマウンドの間に記者会見用のステージが設置されまして、そのステージの手前には報道陣も40~50人集いました。今日は一般公開もされているということで、横浜スタジアムのバックネット裏から1塁側・3塁側のスタンドに、なんと約1万人ものファンが集まって選手の会見の模様を見守りました。
午後6時になりますと会見がスタートしたのですが、1塁側ベンチから筒香選手が入場してくる前、スタンドのファンの方から筒香選手の応援歌の演奏が行われまして、その応援歌の演奏の途中に筒香選手がピシッと引き締まった表情、上下紺色のスーツで1塁側ベンチから歩いて、ステージに上がりました。応援歌が流れているスタンドの様子を、余韻をかみしめるようにじっと見渡すと、応援歌終了後、記者からコメントを求められた筒香選手は、「かなり鳥肌が立っています」と久しぶりの横浜スタジアムの感触を確かめている、そんな印象でした。
アメリカでの日々については、「かけがえのない財産ですが、過去を振り返る時間もないですし、今は、ベイスターズのために必死で頑張るだけです。勝負の世界に『はい、ポジションどうぞ』ということは無いですので、自分のパフォーマンスでポジションを獲りに行くだけです」と話していました。