タイトルホルダー宝庫、黄金1981年世代がNPBから姿消す…球界最年長野手42歳青木宣親が引退決断「この世代メンツ強いんだよなあ」
ヤクルトの球界最年長野手、42歳青木宣親の今季限りの引退が発表された。4人が新人王を獲得するなど多くのタイトルホルダーを生んだ1981年世代〝最後の1人〟がユニフォームを脱ぐ。 ■タイトルホルダー宝庫、黄金1981年世代【一覧】 宮崎県日向市出身の青木は、日向高校、早稲田大学を経て2003年ドラフト4位でヤクルトに入団。2年目にイチロー(オリックス)以来の200安打を達成し、首位打者、最多安打、新人王を獲得。球界屈指のヒットマンとしてチームを牽引した。12年にはミルウォーキー・ブルワーズへ移籍。6年間で7球団を渡り歩きながらメジャーの舞台でも活躍した。 18年にヤクルト復帰後も主軸としてチームを牽引し、21年には悲願の日本一に輝き男泣きを見せた。今季はここまで61試合に出場し、打率.192本塁打0打点9の成績だった。 81年世代では、ヤクルトで同僚だった川島亮、桐生第一高校時代に夏の甲子園で優勝した日本ハムの正田樹、2009年WBCに出場したオリックスの小松聖が新人王を獲得。MVPや沢村賞などを獲得した岩隈久志(楽天など)や最多セーブの馬原孝浩(ソフトバンクなど)、最多盗塁の川﨑宗則(ソフトバンクなど)など錚々たるメンバーが球界を賑わせたが、青木の引退で来季のNPBから姿を消すことになる。 SNS上では「名選手が多かった」「もうそんな頃か」「この世代地味にメンツ強いんだよなあ」「みんなずっとはできないからな」などの声が上がっている。
西日本新聞社