「メキシコ湾を“アメリカ湾”に」 トランプ氏挑発連発…存在感をアピールしたい狙いか 目標事実上“後退”ウクライナ停戦に「6カ月」
“事実と異なる”発言も…同盟国に怒りあおる
1月20日の大統領就任を直前に控え、こうした“挑発発言”をなぜ連発しているのだろうか。 フジテレビ・風間晋解説委員: ほかの国々に対して、俺は君たちのもっと上を行ってるよと。君たちが想像もつかないようなことを俺は言うし、実現するかもしれないよねっていうふうに思わせよう、今までのトランプ以上のトランプだぞみたいなものを、印象づけたいっていうことはあると思います。 トランプ氏は、これまでロシアによるウクライナ侵攻を大統領就任「24時間以内」で終結させるとしてきたが、これを「6カ月」に修正した。 また、NATO(北大西洋条約機構)加盟国の国防費を、GDPの2%から「5%」にすべきと発言している。 青井キャスター: 隣国などに対する“挑発発言”も相次いでいますが、どう見ていますか? スペシャルキャスター パトリック・ハーランさん(パックン): パナマ運河の運営は中国がやってますとか、アメリカは議事堂乱入はヒズボラがやってますとか、事実と異なることも結構おっしゃってますし、同盟国に対する怒りもあおってますし、実現不可能な目標もたくさん掲げてるんですね。 これは選挙中の演説であれば、ある意味夢物語として聞き流せるんですけど、まもなく実力を握る立場としては異例な発言が多いなと思います。 これがトランプスタイルで、これから4年も続くため、心の準備が必要だ。 (「イット!」1月8日放送より)
イット!
【関連記事】
- 誤解?曲解?「日本海」の呼称維持をめぐる国際機関の判断に韓国が喜ぶ不思議
- 卑劣!顔出しありに避妊具なし 150人以上をAV出演させ売上3億円か 被害女性が語る勧誘から撮影まで
- 中学教師が「セックス」指導 “コンドームの付け方実践”や“出産シーン鑑賞”に挑戦 「先生セックス何回したことある?」なんて質問も
- 【波紋】「某大学病院、腸外科のあの医者、死ね」看護師が“患者への不適切な医療行為”をSNSに投稿 千葉大学医学部付属病院が内部調査
- 【動画はこちら】トランプ氏が“挑発発言”連発「メキシコ湾をアメリカ湾に名称変更する予定だ」「グリーンランドが必要だ」パナマ運河の所有権も主張…専門家「今まで以上のトランプだぞと印象付けたいか」