充電5時間で航続距離100km…フューチャーが投入、免許不要「特定原付」の性能
Future(フューチャー、東京都港区、井原慶子社長)は28日、「特定小型原動機付自転車」に該当する電気自動車(EV)「フューチャーボード2」を発売したと発表した。30アンペアの大容量バッテリーを備え、約5時間の充電で航続距離は約100キロメートル。着座式でファットタイヤなどの採用により安定した走行を実現した。通勤・通学のほか営業や配達など商用での利用に対応する。価格はオープン。 安定した重量配分とドライビングポジションを採用し、疲れにくい運転を実現。着座姿勢、車体剛性など各機構により不安定さを解消した。 16歳以上であれば免許がなくても運転できる。足元とリア部分にバッテリーを搭載でき、オプションでバッテリーを一つ追加することで、航続距離は約200キロメートルとなる。同日開いた説明会で井原社長は「営業や配達など実用に耐えられる車両を開発した」と語った。年内に3輪タイプ投入も予定する。