沖縄空手をスペインで 上地流拳優会が講習会 世界の空手愛好家ら100人集い、形や所作の基本を学ぶ
上地流空手道拳優会(新城清秀会長)は7月21日から27日にかけて、スペインのアストゥリアス州で講習会を開催した。スペイン支部をはじめEUや米国、インドなど約10カ国から道場主や門下生ら約100人が参加した。スペインナショナルチームの元コーチのアンヘル・アレナス支部長は「沖縄を代表する先生方から直接、手ほどきを受け、有意義な機会になった」と話した。 デニー知事も空手演武 錬磨の型、こもる気迫 上地流拳優会チャリティー演武会
講習会には拳優会の新城会長(10段)、新城成博副会長(8段)、松崎賀充理事長(8段)、新城清人指導員(5段)が沖縄から参加した。「原点回帰」をテーマに、立ち方、締め方など基本動作を一から指導し、形の道理や、所作の意味合いを説いた。 上地流空手道拳優会は全世界に72支部を有する。年に一度は沖縄から海外支部に出向き、講習会を開催している。ヨーロッパや北米などでは空手人気は高く、愛好家は増加傾向にあるという。今回の参加者の中にはスペインのナショナルチームのメンバーもおり、伝統を重んじたより実践的な講習会になった。 松崎理事長は「参加者はみんな一生懸命で、吸収しようという強い意欲を感じた」と振り返った。
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