2016年の初代『オーバーウォッチ』リリース時の環境を再現する期間限定モードが登場 6vs6やヒーローの選択制限なしで遊べる
2016年の初代『オーバーウォッチ』リリース時の環境を再現する期間限定モードが登場 6vs6やヒーローの選択制限なしで遊べる
『オーバーウォッチ 2』にて、初代『オーバーウォッチ』リリース時の環境を再現する期間限定モード「オーバーウォッチ: クラシック」が登場した。6vs6やリワーク前のヒーロー、プレイリストから削除されたマップなどが遊べるモードとなっている。 「オーバーウォッチ 2」画像・動画ギャラリー 「オーバーウォッチ: クラシック」モードは2024年12月2日までの期間限定となる。ゲーム内では通常モードの「プレイ」の上に「オーバーウォッチ: クラシック」の項目が登場しており、そこから期間限定モードでプレイ可能だ。 『オーバーウォッチ 2』では6vs6から5vs5になり、タンクが1名までになる調整が入っていた。「オーバーウォッチ: クラシック」では初代『オーバーウォッチ』リリース当時の2016年の環境が再現されており、当時と同じようにヒーローの選択の制限がない。タンク2体以上はもちろん、タンク6体の構成も可能だ。ウィンストン2体など、同名ヒーローの重複も可能になっている。 ゲームバランスもリリース当時のものが再現されている。アルティメットで5人を蘇生させるマーシー、5本の矢を放つ「矢散五裂」を使うハンゾー、テレポーターを設置するシンメトラなどが使える。ヒーローのロールの分類も現在の3種類ではなく、4種類のタンク、オフェンス、ディフェンス、サポートになっている。マップやルールは選択できないが、『オーバーウォッチ 2』ではプレイリストから外されていたHanamura、Temple of Anubisなどもこのモードでは登場する。 細かいところではヒーローの体力などのバランスもそのままのようで、ゼニヤッタの体力が150になっているのは懐かしいところだ。なお、今回は「オーバーウォッチ: クラシック」の第1弾となる「バージョン1.0」の環境とのこと。今後は2017年当時の環境や3タンク、3サポートの「GOATS」全盛期を再現した環境も配信されるそうだ。現在はヒーローの選択制限がない状態だが、数日経過するとヒーローの重複を制限した別のルールが配信されるそうだ。細かいヒーローのバランスについては公式ニュースで紹介されているので、そちらも確認してほしい。 なお、『オーバーウォッチ 2』では6vs6についての考えやテストについての公式ブログが以前公開されていた。今回の「オーバーウォッチ: クラシック」は「現在進めている6v6に関する計画とは趣旨が異なる」とのことで、6vs6を『オーバーウォッチ 2』に戻すためのテストではないそうだ。『オーバーウォッチ 2』の6vs6については専用のテストがおこなわれる予定だという。 『フォートナイト』のシーズンORIGINをきっかけにして、運営型のシューターでは懐かしの環境を再現するのがトレンドになっているようだ。『Apex Legends』でも2019年のリリース時の環境で遊べる期間限定モードが登場していた。
重田雄一