井浦新、後楽園ホールで小橋建太氏と対談…「黒」のコスチュームをデザインした秘話を公開「小橋さんが新しいノアを引っ張っていくイメージ」
◆小橋建太プロデュース「Fortune Dream 9」(12日、東京・後楽園ホール) 元プロレスラーの小橋建太氏がプロデュースする「Fortune Dream 9」が12日、後楽園ホールで開催された。 30分1本勝負の「トークバトル」で小橋氏は、リング上で親交のある俳優・井浦新と対談。デザイナーとしても活躍する井浦は、2000年8月5日にディファ有明で行われたプロレスリング・ノア旗揚げ戦での入場式で選手が着用したジャージーをデザインし小橋と知り合ったという。 その後、小橋がコスチューム、タイツの色をオレンジから変えることを決断した時にデザインを井浦に相談。井浦は黒にすることを提案しデザインした。 井浦は当時を「オレンジを一番大事にしていたのは小橋さんなんで、小橋さんのオレンジを変えるのは事件なんでどうしようかな?」と悩んだことを明かした。小橋は、新たなタイツにオレンジを残すことを希望したが井浦は「入りません」と拒否した秘話を披露。井浦は「オレンジを過去のものにしてこれからノアが始まっていって小橋さんが引っ張っていくノアをイメージして。新しい色をここから始まっていくのが絶対いいんじゃないか」と思いを明かし「とにかく怖い小橋さんのレスラー像」を想像し黒を選択したことを告白していた。 以来、小橋のタイツ、ガウンは井浦がデザイン。小橋はノアで「絶対王者」としてGHCヘビー級王座を防衛し黄金時代を築いた。それだけに黒を選択した井浦へ「自分が変わることができた」と感謝を伝えていた。
報知新聞社