『ラブライブ!』実写ドラマのポイントは? 渡邉美穂、冨田菜々風らの代表作になる予感
『ラブライブ!』ドラマでもライブシーンは必見?
主人公の1人である椿ルリカを演じる渡邉美穂は、2022年に日向坂46を卒業後、多彩な活動を続ける中で、NHK連続テレビ小説『虎に翼』にも出演。俳優としての才能をより確固たるものにしつつある。アイドルをテーマにした作品だけに、さらなる躍進が期待される。他に、≠MEの冨田菜々風をはじめ、超ときめき♡宣伝部の杏ジュリア、私立恵比寿中学の安本彩花や仲村悠菜、AKB48の山内瑞葵など、現役アイドルや元アイドルが多数出演する。 日本を代表するアイドルの精鋭たちがグループの垣根を超え、スクールアイドル部として歌い踊る姿は、全アイドルファンが夢にまで見た光景かもしれない。原作となった『スクールアイドルミュージカル』はミュージカルと言うだけあり、歌唱やダンスのシーンも好評を得たほか、ミュージカル公演とは別に「文化祭&後夜祭」と銘打ったライブのみの公演も開催されて盛り上がっただけに、ドラマでもライブシーンは必見となるだろう。 アイドルのことを最も分かっているのは、誰あろうアイドル本人だ。グループ内で巻き起こる確執、切磋琢磨するからこそ生まれる絆や喜び、そして学業との両立。親への反発……。渡邊たちアイドルが実際に経験してきた、今まさに経験しているだろうことが、次々と巻き起こる。役に対する共感性は、ほぼ100%。それをいかに、それぞれの役として、リアルに投影できるかが鍵だろう。
榑林 史章