オーナーを満足させる一台「Webikeオフロード/モタードバイク満足度TOP5」【2023 Webike ランキング】
3位 KLX230SM カワサキ
3位にランクインしたのは、KLX230Sをベースに前後17インチホイールを採用したモタードモデルであるKLX230SM。レーシーなスタイル、特にハイシート傾向なシートによるタンクからの繋がりは非常にコンペティティブ。わずか136kgという軽量な車体とモタードセッティングされた足回りは、スタイルの良さも相まって走りの期待を高めてくれる。 満足度ランキングにおいても、積載性以外は押しなべて高水準。ただしモタードの宿命か、積載性は控えめな数値。ルックスは4.4点を獲得。積載性以外は万能でルックスも良いという、万人にオススメできる一台。 残念ながらすでに絶版。販売期間の短さから供給台数が多いとは言えないが、もっとも高年式な国産モタードモデルとして、今後もモタードファンの心をつかみ続けることだろう。
2位 テネレ700 ヤマハ
2位は、唯一のビッグオフとしてランクインしたテネレ700。ストイックなアドベンチャーシルエットが心を高揚させてくれる。特にフロント周りはラリーテイストあふれるもの。オフロード9に対しオンロード1という開発コンセプトだが、ユーザーインプレを見ると、下道から高速道路、林道と、あらゆるシーンを楽しむことができる万能選手。素性の良いエンジンを中心とした完成度の高さが、シーンを選ばない魅力的なツアラー/アドベンチャーとして成立させているのだろう。 やはりこのスタイルは最大の魅力。満足度チャートでもルックスは4.79点と非常に高い数値をマーク。取り回しは3.12点と、意外にも平均的な値だが、これはビッグオフということで覚悟を持ったオーナーが多いのかもしれない。むしろ積載性の3.95点がやや気になるが、アフターパーツも数多くラインナップされているので、ラリー風にガードパーツを活用しての積載など、自分なりの工夫を楽しむことができるポイントかもしれない。 なお、足つきデータを見ると181cm以上でもかかとが浮くとのこと。ビッグオフは伊達じゃない。