知ってますか?『アイフレイル』 目の機能が低下した状態 目の大病を引き起こすことも
テレビ宮崎
夏の紫外線やエアコンの乾燥による影響でこの時期、「眼精疲労」を感じている方もいらっしゃると思います。 「目の疲れ」と思って見過ごしていたら大きな病気に至るケースがあるそうです。 皆さんは「アイフレイル」をご存じですか? 「アイフレイル」聞きなれない言葉かもしれません。 宮崎市の宮崎中央眼科病院の中崎秀二医師は、アイフレイルアドバイスドクターです。 (中崎医師) 「最近、眼科医会で提唱した考え方なので、なかなか馴染みがないと思いますけれども、アイフレイルというのが目の加齢に伴う脆弱性、視機能が低下したりリスクがある状態を言います。」 加齢とともに眼球が衰えてきた上に、様々な外的ストレスが加わることで目の機能が低下した状態もしくはそのリスクが高い状態をアイフレイルと言い、最初は症状が無いことも多いそうです。 (中崎医師)「歳のせいだとか、これぐらいはいいだろうと思ってなかなか受診のきっかけにならないけど、実は視機能に影響するような目の病気も潜んでいるということです。」 ここでアイフレイルのセルフチェク項目をいくつかご紹介します。 ・目が疲れやすくなった ・夕方になると見えにくくなることが増えた ・食事の時にテーブルを汚すことがたまにある ・まぶしく感じやすくなった ・段差や階段が危ないと感じたことがある、など… アイフレイル啓発公式サイトには10のチェック項目があり、2つ以上該当する場合は専門医への相談をすすめています。 (中崎医師) 「意外に片目が見えない方って両目で見てると気づかないことが多いので、片目ずつ見てもらうとか」 アイフレイルが進行した場合、大きな目の病気を引き起こすこともあります。 (中崎医師) 「緑内障ですね、初期症状がなくて進行した状態だと視力回復しない、視野が欠けて見にくくなるということがありますので、私ども眼科専門医に相談していただいて、早期に診断をさせていただけたらと思います。」
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