ウクライナ「ロシア一晩にドローン188機飛ばして攻撃…96機は追跡に失敗」
ロシアが25日と26日(現地時間)の夜中、ウクライナに向けて200機近いドローン(無人機)を発射して一晩では最も多いドローン攻撃を行ったと26日、ウクライナ軍当局が伝えた。 【写真】ウクライナ戦争で使用されたFPVドローン AFP通信によると、ウクライナ空軍は「夜間攻撃の間、敵軍は記録的な数のシャヘド攻撃無人機と未確認ドローンを発射した」とし、全体発射数を188機と集計した。シャヘドはイランが設計したドローンだ。 ドローン76機は撃墜したが96機はどこに行ったのか追跡に失敗したとウクライナ当局は付け加えた。 これはロシアのジャミングなど電子戦に阻まれた結果とみられる。空軍はまた、ロシアが弾道ミサイル「イスカンデルM」4発も発射したと伝えた。 ビタリ・クリチコ市長はキーウに対するロシアのドローン攻撃が続いていると伝えた。「残念なことに大規模ドローン攻撃により、主要インフラ施設が打撃を受け、各地域で個人の建物やマンション建物が被害を受けた」と明らかにした。 AFP記者は首都キーウの上空で爆発音が聞こえるのを聞き、キーウ市の役人たちは空中警報が5時間持続したと話した。役人たちはロシアドローン10機がキーウ上空で撃墜されたと伝えた。