ハンマーで女性殴り強盗か、東京 住宅から複数人逃走
30日午前4時ごろ、東京都国分寺市西恋ケ窪3丁目の住宅に複数人の男が押し入り、住人とみられる60代女性の顔をハンマーで殴るなどして逃走した。警視庁小金井署によると、女性は重傷を負ったが命に別条はない。強盗致傷事件として捜査している。 【写真】匿名・流動型摘発、警察庁が初統計 闇バイト募集を通じて犯行に関与したのは全体の約3割
署や捜査関係者によると、2階で寝ていた女性が物音に気付き1階に下りた際、男らと鉢合わせした。男らは「騒ぐな。殺すぞ」と告げ、スマートフォンも示して金を出すよう脅迫し、女性を殴打。女性はテープで体を縛られたが、自力でテープをほどき、近くの人に助けを求めた。 男らは4~5人で、上下黒い服で帽子姿。1階勝手口のガラスが割られていたという。 28日にも東京都練馬区の住宅で強盗致傷事件が発生。既に一部の容疑者が逮捕され「闇バイトに応募した」と供述している。警視庁は今回の事件との関連も捜査する。 現場はJR西国分寺駅から北に約500メートルの住宅街。近くに住む女性(52)は「戸締まりしていても防ぎようがない。平和な街だと思っていたのでびっくり」と話した。