知念里奈さん(42)12歳差兄弟との向き合い方…2人が満足する「魔法の言葉」|STORY
年の差兄弟、知念さんの二人の息子への向き合い方
\次男5ヵ月、カフェにて/ お兄ちゃんとは12歳も年が離れているけど、生まれてからずっとお兄ちゃんの存在は憧れと同時にライバルみたいに思っている次男。次男は12歳上のお兄ちゃんと同じ扱いをされたいと思っています。例えば朝から夜中まで忙しくしているお兄ちゃんを見て、真似るように私に自分の予定を聞いてくるので、忙しくしていたいというやる気を折らないように気を遣っています。 そして、まもなく高校を卒業する長男の進路を後押ししたく夫婦で褒めることが多い中、そばでうらやましく見ている次男にも、「お兄ちゃんみたいにやりたいことが決まったらパパとママは応援するからね」と伝え気を配ることを忘れないように心がけています。 一方で長男は、今の弟の年齢だったころの自分を覚えていて、私の次男への向き合い方が当時の自分と違うと、物申してくることがあるんです。「なんでもっと厳しく言わないの」って…そういうことが多くなった時に、一度長男に「ごめん」と伝えたことがあります。「当時は間違ったこともあったかもしれない。あなたが小さい時はママも若くて一生懸命やったけど理不尽な事もあったかも。でもそれを経て今は今のベストを尽くしているからよろしくね」と言いました。長男の子育ての頃に比べ忍耐強くなっているので、心に余裕ができているのだと思います。でも長男の時代も次男の時代もその時のベストを尽くすという点は変わらないです。
次男1歳半、お正月に沖縄のホテルで
次男5歳の時、自宅テラスにて
長男11歳、家族でお台場のホテルで
幸せなステップファミリーをつくる知念さんの秘策
ステップファミリーだから、年の差兄弟だからこそ、他の家庭以上に子どもと愛着関係を築くことはとても大切で、いつも言葉のスキンシップを忘れないようにしています。 一日の生活で「長男」「次男」「夫」とそれぞれに向き合う時間があります。その時に意識しているのは、その都度、目の前にいる相手に「あなたは特別だよ」と言葉で態度で伝えること。朝イチはお兄ちゃん、そのあとは弟、夜は夫と、過ごす時間が違うからできるんです。 特に息子たちは、それぞれママに一番愛されているのは自分だと思ってくれています(笑)。この魔法の言葉は、ステップファミリーの幸せなカタチを作ってくれると思っています。