「疑いの余地なく史上最高」またも球団記録更新の大谷翔平 米メディアはポストシーズンでの活躍も確信「世界一へ必要な最後のピース」
ドジャースの大谷翔平は現地時間9月24日(日本時間25日)、本拠でのパドレス戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席にエンタイトル2塁打を放ち、7試合連続安打をマークした。この日は3打数1安打に終わり、本塁打、盗塁も記録されなかった。チームは2-4で敗れている。 【動画】6安打10打点2盗塁!「金字塔」を達成した大谷翔平の全活躍シーン この試合はドジャースにとって地区優勝を争うパドレスとの3連戦初戦であり、最終回に追い上げながらも敗れるという悔しい結果に終わった。だがその中で、初回に飛び出した大谷の二塁打により、またも新たな記録が打ち立てられたと米国内で報じられている。 この日の二塁打で今季の大谷の長打数が95に上り、ドジャース球団史上での記録更新となった。米メディア『CLUTCH POINTS』も試合後、同記録をフォーカスしており、大谷に対しての賛辞も送られている。 同メディアは、「オオタニは、1930年にベーブ・ハーマンが記録した長打数94本を超えた。これは約100年前の記録であり、オオタニにとってまた一つの輝かしい業績となった」と称えている。さらに、他にも球団史上シーズン最多本塁打など、ドジャース移籍後数々の金字塔を打ち立てたと振り返りながら、「これらの偉業達成は『通過点』に過ぎない」と指摘。続けて、「ポストシーズンでも、30歳の日本人スターは、その実力を証明するはずだ」と見通している。 さらに、大谷に対し「疑いの余地もなく、すでにドジャース史上最も偉大な選手の一人」と評する同メディアは、「ドジャースにとって、これからの課題は過去のプレーオフでの『悪夢』を払拭すること」と主張。過去2シーズン、地区優勝を果たしながらも、その先で同地区のライバルに敗れてきたと説明し、「2022年にはパドレスが111勝したドジャースのワールドシリーズへの希望を打ち砕き、2023年にはダイヤモンドバックスがドジャースの主力打者たちを抑えて驚きのスウィープを達成した」と回想する。 その上で同メディアは、「おそらく、ショウヘイ・オオタニはドジャースが再びワールドシリーズを制するために必要な『最後のピース』になるはずだ」として、大舞台においての背番号17の活躍へ期待を寄せた。 加入1年目のドジャースで、まさに数えきれないほどの記録を塗り替えてきている大谷。2024年、この先の試合でもその驚異的なパフォーマンスからは目が離せない。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]