二人三脚で……笹生優花、ゴルフ日本勢“初の快挙” 影響を受けたのは? 高校時代のコーチに聞く強さの秘密【#みんなのギモン】
日テレNEWS NNN
女子ゴルフの笹生優花選手(22)が、その世界一を決める5大会で最古の歴史を持つ全米女子オープンで、最年少で2度目の優勝を果たしました。なぜ強いのか、この大会での優勝はどれほどすごいのか。高校時代のコーチを務めた井上透さんに聞きました。 そこで今回の#みんなのギモンでは、「笹生優花(22)日本勢初の快挙」をテーマに、次の2つのポイントを中心に解説します。 ●影響受けたのは? 二人三脚の努力 ●どれほどすごい? “最高峰”全米女子OP
■全米女子OPの「史上最年少」塗り替え
菅原薫・日本テレビ解説委員 「女子ゴルフ界の歴史が塗り替えられました。まず、何が快挙なのか。笹生選手はアメリカで開催された全米女子オープンで日本時間の3日朝、優勝しました。女子ゴルフの世界一を決める大会は5つありますが、全米女子オープンはこの中で最も歴史が古い大会です」 「賞金が高額なことでも知られ、今回の優勝賞金は日本円で約3億7700万円(240万ドル)。この大会で優勝するだけでもすごいことですが、笹生選手は2021年の大会以来、2度目の優勝です。海外メジャーで2度優勝するのは、日本選手としては男女通じて初の快挙です」 「しかも22歳11か月13日で大会2勝目というのは、史上最年少記録となります。斎藤さんはゴルフをされるそうですが、いかがですか?」 斎藤佑樹キャスター 「僕のゴルフと一緒にしてほしくないんですけど、1回だけじゃなく2回というところが、さらにすごいですよね」
■影響を受け、目標とする「お父さん」
菅原解説委員 「気になる人物像から見ていきます。2001年6月20日生まれ、22歳のB型。お父さんが日本人、お母さんがフィリピン人で、以前は2つの国籍を持っていました。3年前の東京オリンピックはフィリピン代表で出場し、2021年11月に日本国籍を選択したと表明しました」 「本格的にゴルフを始めたのは8歳。始めたのはお父さんの影響だったそうです。さらに、目標とする人もお父さんです」 森圭介アナウンサー 「お父さんはプロゴルファーなんですか?」 菅原解説委員 「ではないようなんですけれども、二人三脚でずっとやってきたということです」