裸での「もみ合い」に参加せずに神男に触れられる 「国府宮はだか祭」で“昇殿参拝” 厄を落としを願う参拝者で賑わう
ことしの「国府宮はだか祭」の主役、神男に選ばれたのは愛知県長久手市の大桒佑起さん(37)。 【写真を見る】裸での「もみ合い」に参加せずに神男に触れられる 「国府宮はだか祭」で“昇殿参拝” 厄を落としを願う参拝者で賑わう 祭りを前にした2月19日、神男の証として授かった「差定符(さしさだめふ)」を持ち、ゆっくりと国府宮の参道を進み「儺追殿(なおいでん)」へと向かいます。 下帯姿の男たちが激しい「もみ合い」を繰り広げる、天下の奇祭・国府宮はだか祭。 ことしは人数制限やマスク着用制限のない、4年ぶりの通常開催となります。 大桒さんは2月19日から祭が終わるまで、俗世間と縁を切り身を清めるために三日三晩、神社の儺追殿にこもる「おこもり」に入りました。 そして20日の夜、神男が「おこもり」に入ってから祭当日まで、その体に触れ厄を落とすことができる「昇殿参拝(しょうでんさんぱい)」が行われていました。 ■もみ合わなくても神男に触れられる 「神男の足に触れてください」との声に促され、足を触る人たちの姿。 神社に1000円を納めることで誰でも厄を祓うことができる、この昇殿参拝。 小学生以下は無料です。 20日は午後7時から8時半まで受け付けが行われ、約600人が訪れていました。 (参拝者) 「初めて来た。心に悩みがあって良い方に向くといいなと」 「神男に触って厄を落としてもらおうかと。(はだか男として祭りに)出ます。あの状況なので、なかなか触れないので。きょう触ってもらおうかと」 「もみ合い」に参加せずとも神男に触れて厄を落とすことができる昇殿参拝は、21日は午後8時半から9時半までの受け付け。 祭当日の22日は午前8時から10時半までで、国府宮の儺追殿で行われます。
CBCテレビ
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