<速報>巨人が日ハムを2-1で振り切り連敗脱出
その裏、大田のレフトオーバーの二塁打から一死三塁と再び同点機を作られたが、大野の初球にセーフティースクイズを失敗させて捕邪飛。続く中島卓也もサードゴロ。マイコラスが踏ん張る。 7回は、三者連続三振。球数が100球を超え、継投のタイミングが難しいゲームとなったが、8回も続投で3者凡退に抑え、9回は新ストッパーのマシソン。プレッシャーのかかるマウンドだったが、杉谷、レアード、中田翔の上位を3人でピシャリ。1点を守りきり連敗をストップさせた。 試合後、マイコラスがヒーローインタビューに呼ばれ、「グレート。これで一息つけた。チームとして、ここから連勝していければいいと思う」と笑顔で第一声。「1球1球、集中して低めにボールを集めた。素晴らしい守備に助けられた。私はエキサイトしていた。戦うつもりで投げた。まだシーズンは長い。ここから盛り返していきたい。これから連勝しましょう」と、敵地で歓声を送るファンへ呼びかけた。 そして、ようやく笑顔が浮かんだのが、高橋監督だ。 「なかなか結果が出なくてね。結果でしか示せない世界。時間がかかりましたが、結果になってくれたんでよかったと思う。(マイコラスが)粘り強く投げてくれた。マシソンにいい形でつないだ。(坂本の勝ち越し打?)点をもう少し取れればよかったが、苦しい状況で勝つのは、こういう形なのかな。とりあえずひとつ勝ったので、明日はもう少し……帰ってからまた明日のことを考えたい」 ほっとしたような表情が印象的だった。