60代、ひとり旅の「最高の楽しみ方」。情報収集、写真撮影、とっておきのスポットまで
ひとり旅の話し相手は「SNS」がおもしろい
実際、旅をしてみると、困ることもあります。私が、ひとり旅のブログを記事にすると、「話し相手がいなくてさびしくないか」という質問を受けます。けれど、だれに気兼ねなく自由に時間を過ごせるのがひとり旅の醍醐味です。一日くらい、だれとも口を利かなくても、ふだんとは違いちょうどいい塩梅なのですが、それが、3日、4日と続くとだれかと話したくなるものです。
●会話したくなったらSNSに投稿
そんなときには気軽にSNSでつぶやいてみるのもいい。じつはパリに行ったとき、カフェでギャルソンから受けた接客が、「周りの人に比べて雑なんじゃないの?」と思ったことがあります。「この感情、今すぐだれかに伝えたい」と思っても伝える相手がいません。そこで「これって、どういうこと?」とリアルタイムでインスタグラムのストーリーズに投稿。しばらくして確認してみたら、なんとバズってしまったのです。本当に、あんなことを言っちゃって恥ずかしかったです。でも、これも旅の思い出のひとつ。 ひとり旅の途中、話相手が欲しくなったら、SNSを使えばだれかに気持ちを伝えることもできるし、今はライブ配信も可能だから、視聴者とリアルで会話もできます。気軽にSNSで旅を共有していくのもおもしろいものです。
ひとり旅でもバッチリ撮れる!写真の撮り方
ブログでは、「旅の写真はだれに撮ってもらっているのか」という質問をよく受けます。当然、旅の思い出づくりにかかせないのが写真撮影。自分を撮ることができないのがひとり旅の悩みではないでしょうか。でも、自撮り棒を持って撮影するのも、なんだか少しぎょうぎょうしい気もします。 そんな時は、スマホをどこか立てかける場所を探す→画面を自撮りモードに切り替える→アングルを決める→セルフタイマーを〇秒後にセット→カメラのシャッターを押す→決めた場所でポーズ…という具合で、カメラマンがいなくても好きなように自分を撮っていけます。カメラを置く場所は探せばあるもので、階段、窓辺、生垣、建物、ベンチなど、底が平らで背もたれなど支えてくれるものがあれば大丈夫です。